【モノ】ただひたすらにこねる【樹脂粘土】
今日は税理士さんのところへ行き、確定申告の準備をしてからFabcafeに。
Fabcafeとはレーザーカッターやカッティングマシン、3Dプリンターなどの家には置いておけないけど使えたらモノ作りの視野が広がりそうなアイテムが置いてあるカフェです。
常に予約が多く入ってはいるものの店員さんも皆優しく使い方やデータの作り方を教えてくれるので、初めての人もとても行きやすい場所だと思います。
こちらからどうぞ。
FabCafe | What do you Fab? あなたは何をファブしますか?
で、そんなファブファブしたところへどうして行ったかというと、森安さんが前々から3Dで作っていたあるものを出力しているというから。
MAKIDSの活動が活発になってきているのはとてもいいことだと思います。
3Dプリンターで出力している間の1時間、お互い黙々と別作業。
私は企画書をカリカリ書いた。
とりあえず、3Dプリンターのクオリティに若干落ち込みつつも出力してみないとわからないことも多かったので結果オーライ。
その後は東急ハンズへ移動して狙いのものを。
それがこれら。
でんぷん樹脂粘土です。
最初は石膏粘土を狙っていたのだけれど、用途を店員さんに話すと全く違うものを勧められてしまい、うーんとなった挙げ句東急ハンズのカフェに息抜きへ。
そこで展示されていたのが相澤美和さんの作品。
とにかく面白かった。
質感とか作品のテンションが。
気持ち悪さも私の好きな感じでかなり創作意欲を駆り立たされた。
そしてこの相澤さんが使用しているのが「でんぷん樹脂粘土」ってことでまた先ほどの石膏粘土が売っているエリアへ。
「でんぷん粘土はどこですか」
と聞くと先ほどと同じ店員さんを紹介される。
若干の気まずさを飲み込みつつ
「先ほどの提案は全て忘れて頂いて」
と前置きをしてからでんぷん樹脂粘土について詳しくお聞きする。
東急ハンズの店員さんって本当に親切だ。
で、結果いろいろ試してみたいということもあり、2種類の粘土を購入。
それがこれとこれ。
どちらとも透明感の強いものをチョイス。
感想した後の気味の悪さがいいのでは、と思ってのこと。
アトリエへ戻り、まずは「すけるくん」をこねることに。
開封して20秒。
すけるくん、私はあまり得意ではないことが発覚。
もうなにしろやわらかい。
フニャフニャ。
もちょもちょと手に引っ付き、捏ねて乾燥させる頃にはヒビだらけ。
普段、オーブン粘土に慣れている私には難易度がいきなり高過ぎたよう。
オーブン粘土はその名の通りオーブンで焼くことによって乾燥する粘土。
そしてこのでんぷん樹脂ねんどはそのまま放っておけば次第に乾燥する粘土。
練っているうちに粘土はどんどん乾き、水を足すことも出来るが、水を足すと今度はまた手に引っ付くもちょもちょ粘土へ。
使いやすい時間はほんの数分。
自分の不器用さに泣いた。
だが私は性格の悪い人間。
すぐに自分のせいだとは認めません。
「これは粘土が悪い。私悪くない。」
と真っ黒な瞳でモデナソフトを開封。
「モデナちゃんは私を裏切らないよね?」
女子グループでのベスポジ取りに長けた女が良く言う一言を粘土に言う私。
だがこれが功を奏した。←
さすがのモデナ。
名前もかわいければ性格も良いときた。
何しろ捏ねやすい。
もちょもちょしない。
オーブンねんど並みに馴染みが良く、しわが全くつかない。
モデナさん大好き。
とりあえずテストで捏ねる捏ねる。
手にあたる部分はモデナの色そのままで。
身体は水彩の「ジョーンブリヤン」を混ぜて。
なんやジョーンブリヤンて。
とりあえず足に多く、身体に少なく水彩絵の具を混ぜてみた。
少なめの方が好み。
ちなみに目ん玉はノリで買った。
ぐにぐに目ん玉をこねた粘土に刺してみたら神になったようななんとも言えない気持ちになった。
奥に転がる玉はこのあと頭にポコポコ乗せる予定。
それは
これを使ってみたかったから。
これは接着剤や強度を上げるため、テクスチャー材など万能に使えるペースト。
仕上がりも半透明みたいなので試してみたかった。
ということでこれを書いているうちに乾燥が進んだようなのでそっちの作業へ。
ではまた。