【アトリエ】かわいいアトリエに憧れて【建て替え上等】
夢を見ていました。
素敵なアトリエでテキパキ作業をする私。
二階は作業場で一階はお喋りするところ。
絵とか飾って、かわいい家具を揃えて。
当時の私に会う事が出来るならば言ってやりたい。
やれば出来る。と。
そうなんです。本来ならばここで当時の私をぶん殴り
「夢なんか見てんじゃねえ!現実見ろ!脳みそん中のお花畑焼け野原にすんぞ!」
と言ってやるところですが、違うんです。
意外と出来たんです。
アトリエ、結構現段階で思った以上に理想に近づいてきているのです。
*テキパキ作業をする私〜かどうかは置いといて。
というわけで今回は自分の理想に部屋を近づける為に必要だった事をあっさりと書きまとめます。
部屋を理想に近づける為に必要な事の一番は
大家さんへの許可取り
です。
この家をどこまで改造していいか、という確認です。
私の場合は運良く鍵の引き渡し時に大家さんに直接会う事ができたので、その場で気になる事のすべてを確認することができました。
そこで大切なのが
大家さんとの信頼関係を作った上で確約を取る。
ということ。
私は、一階の壁を塗り替えたいという思いがありました。
というのもこちらがその壁。
すげえ量の小花。
プチプチ、点々、すべてお花でございます。
長時間いると目がチカチカしてきて、小学生の時に国語の授業で習った「かげおくり」よろしく目に小花柄が焼き付きどこへ行っても視界は少女漫画調になります。
お空にお花が咲いたよー☆
とでも言えばいいのでしょうか。
これは塗り替えたい。もしく張り替えたい。
という訳で許可を取ります。
普通は不動産を通して聞くのが一番ですが、私の場合直接会えたので直談判させて頂きました。
難しい事はございません。
内見の際に壁紙についた些細な汚れ、傷をくまなくチェックしておき脳内にメモります。そしてそれを大家さんに伝えるだけです。
ここで重要なのは嫌な雰囲気を出さない事。何事も穏便に。私は天使、と自分に言い聞かせて最終的に大家さんが私の事を「この子は天使」と思ってくれたら、もはやそれは勝ち戦ですゴリゴリいきましょう。
問題の小花柄の壁紙は見えないところが剥けていたり、前の住人さんが飛ばしたソースらしき茶色の汁や焦げがあったのでそれを大家さんに伝えることにしました。
そうすると「実費ならおk」とお許しが出ましたので、頭を下げつつ「御意」と答えましたハイ。
ちなみに色を聞かれたら「白です。」と3キロ先を見るような目で答えましょう。これ以上の深追いを大家さんもしてこなくなります。
そしてとりあえずこの家の壁を塗り替える確約をとります。
その上で、私にはもう一つミッションがありました。
それは、壁に釘穴などを開けていいかどうか。
これは単刀直入に聞くのではなく
「内見した時に思ったんですけど、結構前の方壁に釘とか打ってたんですね。」
と一言伝えるだけで大丈夫です。
というか、本当になんかあったの?というくらい釘とネジが打ち込まれていました。だからなのか、大家さんもそれを把握していたらしく
「そうなの、ごめんなさいね」
と言って下さいました。
なので私は
「いえいえ、目立つところは埋めておきますね。」
と答えました。
こうすることでどの穴が、自分が開けた穴か、前の人が開けた穴か、大家さんにはわからなくなります。
あざといねえ。
私が確認したかったのはこの二点だけです。
壁紙と釘穴。
これさえオッケーであれば結構な勢いで改造ができます。
無事、大家さんに確約を取る事ができ、満足満足と鼻息を荒くしていたところ、大家さんから衝撃の一言が。
「まあ、あの家なんだけど、ここ10年以内に取り壊しになるから好きにして良いわよ。」
先に言えよ大家!!
確約とかなんの必要もなかったじゃねえか!!!
なにはともあれこれで自由に改造する事ができます。
という訳で次回はアトリエβ版完成までを一気に書きます。
ではまた。